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倉敷・尾道ツーリング
買ったペダルを大坪
君のバイクにとりつけ、問題がないことを確認すると駐輪して後楽園に入るこ
とにする。入場料、大人一人350円。入り口の前で写真を撮り、中へはい
る。
綺麗な芝の生えた庭を中央に、その回りを築山や茶畑、水の流れるせせらぎが取り囲む。向こうに岡山城の天守閣が見える。端には温室があった。時間を予想外にロスしたので、ざっとだけ見て回り出発する。
瀬戸大橋の真下の公園で橋を眺め写真を撮る。そろそろ今晩の宿泊地、国民年金保養センター「しもつい」の場所を見極めなければならない。私はなんとなく山の途中にあるような気がしたので、それらしい所を眺めてみると確かに山の途中に何やら建物がある。
下津井港をやり過ごすと案内板があったので、それに従い進む。途中の分岐に入ったところから、かなりきつい登りとなった。本当にきつい。必死で登り切るとまだ新しく綺麗な建物が現れた。去年に立て直したばかりなのだ。
チェックアウトし、バイクを引っぱり出すと記念写真。9時過ぎ、瀬戸内海と瀬戸大橋を眺めながら、ダウンヒルを開始した。道は工場地帯のそばを通り北へ向かう。いくぶん地面も乾いてきたので、途中で雨具を脱ぐ。センタースタンドが足に当たるので調整を始めた須田君が声を上げた。なんとセンタースタンドの鋳造の止め金がぽっきりと折れていた。これで須田君もスタンド無しになった訳だ。
やがて道は水島臨海鉄道のそばを通り、倉敷市街へと曲がっていく。途中で道を切り替え、10時過ぎ、倉敷美観地区へ到着。倉敷川を挟んで白壁の蔵が立ち並ぶ観光のメインストリートだ。まず観光案内所に入って案内書をもらう。
写真を撮りながら、ざっと全体を見てまわり、どこかで昼食を食べることにした。「マップルマガジン・倉敷・尾道」に、おいしそうな手打ちうどんの店が載っていたので、そこに決める。天ぷらうどん、肉うどんが600円、おにぎりが2個で200円だった。
店から出てくると太陽が出てきた。天気予報ははずれた訳だ。陽が当たるととたんに暑くなる。
向かいのおもちゃ博物館に入り、再びブラブラ。美観地区の裏の商店街にあった自転車屋で大坪君は新しいワイヤーロックを購入、須田君はスタンドを探したが適当な物は置いていなかった。
さて、美観地区も大体周り終わったので、「アイビースクエア」に寄ってみた。中にある駐輪場に駐輪、徒歩で回る。「アイビースクエア」は代官所跡であり、繊維メーカー・クラボウの発祥の地である。この中に「児島虎次郎記念館」や「倉紡記念館」、「アイビー学館」などがある。3館共通入場券が600円だったのでそれを買い、見学を始めた。
一晩お世話になった良寛荘の前で記念写真をとった後、出発。4人並んでダウンヒルしていく。ほどなく玉島港のほとりに降り立ち、海沿いに走る。このあたりの道は乾き始めている。
向島の南西の端には因島大橋がかかっている。尾道大橋と共に、四国と本州をつなぐ西瀬戸自動車道の一部である。橋の下にある公園で休憩しながら眺める。自転車で登れないか調べてみたが、どうやら階段しかないようだった。
再び島を回り尾道水道に面した北側に帰ってきた。「マップル情報板」にはこの辺りにおいしいアイスキャンデー屋があると書いてあるのだが見つからない。しばらく探し回ったあげく、諦めて渡し船に乗ることにした。尾道駅前に渡る渡船である。
最初はきつい目の坂だったが、やがて階段になり担がねばならなくなる。私のスーパーVは担ぎにくいので大変だが、高度を上げるほどに展望が広がり楽しい。途中の見晴らしのいい所で写真を撮る。階段の端にはスロープが作られてあり、担がなくてもよくなった。スロープがあると言うことは、他にも自転車も持ってここまで来る人があるということだろうか?
入ってから分かったことだが、山城にしては変な造りの城だと思っていたら、これは本当のお城ではなく、最近観光用に作られたものだそうである。エレベータ付きの大阪城より始末に悪い。中には何やら怪しい展示品が一杯だ。それでも最上階は展望台としては文句無しの眺望がある。有料の展望台と思えばいいだろう。

そろそろ腹が減ってきた。千光寺に行けば食べるところがあるかも知れないと千光寺へ向かう。千光寺に近づくに連れて高校生やら中学生やら小学生やらが増えてくる。売店はどこも一杯だ。文学の道に従って千光寺へ下っていく。結構な傾斜の階段なので、バイクは担ぐしかない。やっとこさ千光寺の本堂にたどりついた。駐輪し本堂に上がってお参りする。この本堂からの眺めも格別だ。
さて、再びバイクを担いで階段を下り始める。今度は真っ直ぐに市街地へ降りていく。途中、映画「転校生」のロケ地があった。階段を下りきるとJRをくぐり国道2号へと帰りついた。
まず須田君が挑戦。チーム1の脚力の持ち主である。彼のサードギアは15Tだ。1.5のスリックの優位性も手伝ってなんとか登り切った。村山君はさすがにまだ脚力がないのでセンター(32T)×サード(14T)にしたが、それでも途中で力つきてしまった。さて私の出番である。私もサードギア(14T)に入れて挑戦してみた。しかしスタンディングになるとサスが動き出して邪魔をするので漕ぎにくい。おまけにタイヤは2.1のブロックである。ギア比とホイール径のせいもあり、あと1メートルというところで、力つきてしまった。